2020年6月

利他的動機を利己的動機よりもちょっとだけ先行させて生きる

  • 2020.06.07

 現代教育は知識偏重であるとしばしば批判されるが、その傾向は明治時代には既に見られたようである。日本近代資本主義の父と称される渋沢栄一(新一万円札の顔となる人物である)は、著書『論語と算盤』の中で次のように記している。 論語と算盤 澁沢 栄一 国書刊行会 1985-10-01 現今の教育は智育を重んずるの結果、既に小学校の時代から多くの学科を学び、さらに中学大学に進んでますます多くの智識 […]