キャリア開発研修

キャリア開発研修

背景

2016年に改正職業能力開発促進法が施行されました。改正法では、労働者に対して職業生活の設計(キャリアプラン)と能力開発について自ら責任を持つよう促すとともに、企業には社員に対するキャリアコンサルティングの機会確保と能力開発の支援を求めています。企業側には、いわゆる「セルフ・キャリアドック」が義務づけられました。

厚生労働省『「セルフ・キャリアドック」導入の方針と展開』によれば、セルフ・キャリアドックとは、「企業がその人材育成ビジョン・方針に基づき、キャリアコンサルティング面談と多様なキャリア研修などを組み合わせて、体系的・定期的に従業員の支援を実施し、従業員の主体的なキャリア形成を促進・支援する総合的な取組み」のことです。

当事務所の「キャリア開発研修」は、セルフ・キャリアドックの一環として実施していただくことが可能です。

特徴

1. 「自分の軸」となる価値観やコンピテンシー(強み)を見つめ直します。

2. 転職によるキャリアアップを目指すのではなく、現在の勤め先の中でキャリアを磨くビジョンを描きます(部下や後輩を育成するためのビジョンも設定します)。

3. 職業人の基礎となる「人間力」を高めるための習慣について学習します。

対象

社員数50~100人程度の中小企業において、自社の中核業務を担い、かつ部下や後輩を育成するポジションにある30~40代ぐらいの社員。

標準テキスト(3分の1ほど公開)

キャリア開発研修(シャイン経営研究所〔中小企業診断士・谷藤友彦〕) from Tomohiko Yato

標準カリキュラム

Part1「自分自身を理解する」
(1時間)
・キャリア開発の必要性
・事業戦略との共通点・相違点
・コア・コンピタンスとコンピテンシー
・行動規範と価値観
・使命と志
《小演習》ライフチャートを描く
Part2「環境を理解し、ビジョンを描く」
(1時間)
・自社を取り巻くビジネス環境を整理する
・予期せぬ異動を想定してキャリアビジョンを描く
・人材育成のビジョンを含める
・制約条件に配慮してビジョンを描く
・キャリアの相談をする上でのポイント
《小演習》キャリアビジョンの設定
Part3「人間力を鍛える」
(1時間)
・現実を直視する
・逆境を乗り越える
・他者を尊重する
・他者から信頼される
・継続的に成果を上げる
《小演習》人間力を高めるための習慣

標準価格(応相談)

165,000円(税込み、配布用テキストの印刷を弊社にて行う場合)
※配布用テキストのデータをPDFにて貴社にお渡しし、印刷を貴社にて行っていただける場合は、150,000円(税込み)にお値引きいたします。

カスタマイズ例

Part1~Part3を3日間に分けて2時間ずつ実施し、各回の演習時間を長めに確保するのがおすすめです。Part1とPart2のみ、あるいはPart3のみ実施することも可能です。演習内容のカスタマイズや時間の調整、価格についてはご相談ください。

(※)Part1とPart2は関連性が深いため、セットで実施されることを推奨します。

1日目(2時間)・Part1講義
《演習》コンピテンシーを棚卸する
《演習》価値観を棚卸する
《演習》志を整理する
2日目(2時間)・Part2講義
《演習》自社のクロスSWOT分析
《演習》キャリアビジョンの設定
3日目(2時間)・Part3講義
《演習》人間力を高めるための習慣の練習
《演習》明日からの習慣づけ

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