メンタルヘルス研修
- 2020.10.09
- 研修サービス
背景
近年、職場でメンタルヘルス不調に陥る社員が増加傾向にあります。労働安全衛生法が改正され、2015年12月より、常時使用する労働者数が50人以上の事業場では、ストレスチェックを年に1回実施することが義務化されました。また、障害者雇用促進法により、従業員が一定数以上の規模の事業主は、従業員に占める身体障害者・知的障害者・精神障害者の割合を「法定雇用率(民間企業の場合は2.2%)」以上にする義務があります。
メンタルヘルスに対する知識を身につけることで、社員がメンタルヘルス不調に陥ることを防ぐとともに、精神疾患で休職した社員や精神障害者を受け入れる風土を作ることが大切です。
特徴
1. 3大精神疾患である「うつ病」、「双極性障害」、「統合失調症」に関する基礎知識を習得します(近年増加している「発達障害」についても触れます)。
2. 職場のメンタルヘルス対策(ラインケア)として、中小企業が普段の部下マネジメントの延長線上で実践できる方法を学習します。
3. うつ病で休職した社員の復職支援、精神障害者の雇用についても、中小企業が無理なく実践できる方法を学習します。
対象
社員数50~100人程度の中小企業における管理職。
標準テキスト(3分の1ほど公開)
標準カリキュラム
Part1「精神疾患の基礎知識」 (1時間) | ・うつ病の症状、チェックリスト ・双極性障害の症状、チェックリスト ・統合失調症の症状、チェックリスト ・神経症と発達障害 ・診断方法と治療方法 《小演習》精神疾患について初めて知ったこと、誤解していたことを整理する |
Part2「管理職に必要なラインケア」 (1時間) | ・メンタル不調と企業業績の関係 ・職場改善の10のヒント ・部下マネジメントの強化 ・業務負荷低減 ・ヨコのコミュニケーション強化 ・ストレスチェック制度について ・メンタル不調が疑われる部下との接し方 《小演習》明日から実践したい部下マネジメント |
Part3「復職支援、障害者雇用の方法」 (1時間) | ・職場復帰までの9ステップ (要治療期~リハビリ期/職場環境調整期/再発予防期) ・障害者雇用の3ステップ (通常の採用に加えて実施すべきこと) 《小演習》もしあなたの部下が明日から休職することになったら? |
標準価格(応相談)
165,000円(税込み、配布用テキストの印刷を弊社にて行う場合)
※配布用テキストのデータをPDFにて貴社にお渡しし、印刷を貴社にて行っていただける場合は、150,000円(税込み)にお値引きいたします。
カスタマイズ例
Part1~Part3を3日間に分けて2時間ずつ実施し、各回の演習時間を長めに確保するのがおすすめです。Part1のみ、Part2のみ、あるいはPart3のみ実施することも可能です。演習内容のカスタマイズや時間の調整、価格についてはご相談ください。
1日目(2時間) | ・Part1講義 《演習》精神疾患について初めて知ったこと、誤解していたことを整理する 《演習》うつ病のチェックリストをつけてみる |
2日目(2時間) | ・Part2講義 《演習》明日から実践したい部下マネジメント 《演習》職場のムダ取り |
3日目(2時間) | ・Part3講義 《演習》もしあなたの部下が明日から休職することになったら? 《演習》もしあなたの部署で精神障害者を採用するとしたら? |
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