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事業承継後、新規事業で成功したというのは美談

  • 2019.09.05

中小企業の事業承継はピンチ 経済産業省・中小企業庁は、事業承継問題をこのまま放置すると、2025年頃までの10年間累計で約650万人の雇用と約22兆円のGDPが失われる可能性があると試算している。国は「特例承継計画」の策定を推奨し、同計画を作成した企業には「事業承継税制」を用意している。事業承継税制の対象は、2019年度から個人事業主にも拡大された。 一昔前に、あるコンサルタントから、「経営者は5 […]

リスクマネーほど審査が甘いという日本の中小企業金融の矛盾

  • 2019.09.04

ものづくり補助金の要件は甘い 平成24年度補正予算から始まった通称「ものづくり補助金」は、平成30年度補正予算で7年目となる。補助金の趣旨は毎年微妙に変化しているものの、大筋は「革新的な製品・サービス開発に取り組む中小企業の設備投資や試作品開発にかかる費用の一部を補助する」というものである。条件を満たせば、最大で1,000万円の補助を受けることができる。 私の周りにはものづくり補助金の申請支援をし […]

「かけた情けは水に流せ、受けた恩は石に刻め」の実際

  • 2019.08.29

「かけた情けは石に刻め」となっている人たち 「かけた情けは水に流せ、受けた恩は石に刻め」という言葉がある。「人から受けた恩はその人に返すのみならず、より多くの人に施せ。そして自分が施したことは、その瞬間に忘れよ」という意味である。元々は、仏教経典にあった「懸情流水 受恩刻石」から来ている。ところが、自戒を込めて言うと、この言葉とは逆の状態になっていることが往々にしてある。つまり、自分が受けた恩は水 […]

続・「やりたいこと」と「得意なこと」のどちらを優先すればいいんだろう?

  • 2019.08.20

即戦力になる人材を見抜くポイント86―中小企業の面接技術 [単行本] 谷所 健一郎 創元社 2009-02-01 谷所健一郎『即戦力になる人材を見抜くポイント86―中小企業の面接技術』(創元社、2009年)は、中小企業における採用に関してユニークな視点を提供してくれる。例えば、「履歴書などを送る郵便物の住所を都道府県から書かない人は仕事で手抜きをする可能性が高い」、「面接で出されたお茶を飲まない人 […]

【キャッシュレス・消費者還元事業】電子マネー、Airペイで5%ポイント還元は?

  • 2019.08.03

電子マネーで決済した場合のポイント還元は? キャッシュレス・消費者還元事業は、「2019年10月1日の消費税率引上げに伴い、需要平準化対策として、キャッシュレス対応による生産性向上や消費者の利便性向上の観点も含め、消費税率引上げ後の9カ月間に限り、中小・小規模事業者によるキャッシュレス手段を使ったポイント還元を支援する事業」である。補助事業の加盟店に登録されている店舗で消費者がクレジットカード、電 […]

店舗がキャッシュレス・消費者還元事業を活用するには?

  • 2019.08.01

キャッシュレス決済推進の背景 既によく知られているように、現金決済インフラを維持するには多額の費用がかかる。野村総合研究所はそのコストを年間1兆円、みずほ総合研究所は最大で年間8兆円と試算している。現在、政府がキャッシュレス決済を積極的に推進している第一の理由はコスト削減である。 キャッシュレス決済には、従来からあるクレジットカード、デビッドカード、電子マネーに加えて、非接触型と呼ばれるApple […]

平成30年度補正ものづくり補助金申請書の書き方例(その2)(※注意点つき)

  • 2019.05.03

※補助金を初めて受ける企業に読んでいただきたい記事【シリーズ】補助金の現実【シリーズ】「ものづくり補助金」申請書の書き方(例)  (「平成30年度補正ものづくり補助金申請書の書き方例(その1)(※注意点つき)」の続き)  その2:将来の展望 (本事業の成果の事業化に向けて想定している内容及び期待される効果) 市場規模  ○図2(再掲):成人の週1回以上運動・スポーツを行う者の割合の推移  図2に基 […]

平成30年度補正ものづくり補助金申請書の書き方例(その1)(※注意点つき)

  • 2019.05.02

※補助金を初めて受ける企業に読んでいただきたい記事【シリーズ】補助金の現実【シリーズ】「ものづくり補助金」申請書の書き方(例)  平成30年度補正ものづくり補助金の第2次締切は2019年5月8日(水)〔消印有効〕である。今回の記事は、「ものづくり補助金(平成29年度補正予算)申請書の書き方(1)|(2)」の焼き直しである。記述例の作成にあたっては、高橋透『技術マーケティング戦略』(中央経済社、20 […]

平成30年度補正ものづくり補助金をめぐる7つの論点(+3の論点)

  • 2019.05.01

 以前の記事「平成30年度補正ものづくり補助金をめぐる7つの論点」への追加。 補助金はリターンを上げなくてもよいというトンデモ診断士の主張  ⑧一昨年、日本経済新聞に「ものづくり補助金、投資回収1%にも未達 財務省調査」(2017年11月22日)という記事が掲載された。  たとえば14年度の投資実績は1万2319件だが、商品化できたのは4330件にとどまった。補助金を含めた「投資回収」に至った実績 […]

平成30年度補正ものづくり補助金をめぐる7つの論点

  • 2019.04.30

 以下、ものづくり補助金に関する私見を述べる。 代行業者丸投げというやる気のなさ  ①平成24年度の補正予算から始まったものづくり補助金は、今回で7回目を迎える。年を経るごとに、「申請代行業者」なるものが増えているように思える。実際、「ものづくり補助金」で検索すると、代行業者の広告が表示される。  ものづくり補助金の補助限度額は1,000万円であり、中小企業にとっては非常に大きな額である。一般に補 […]

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