ゲイリー・ハメル&C・K・プラハラード『コア・コンピタンス経営』を再読して私の戦略論を再構築してみた

  • 2020.05.15

  コア・コンピタンス経営―未来への競争戦略 (日経ビジネス人文庫) C.K. Prahalad 日本経済新聞出版 2001-01-01 ゲイリー・ハメル、C・K・プラハラードの『コア・コンピタンス経営』(ハードカバーは1995年、文庫本は2001年発刊、ともに日本経済新聞社)を再読した。「コア・コンピタンス」とは日本語にすると「中核能力」であり、本書では「個別的なスキルや技術を指すので […]

孔子の富貴観を誤解させた孟子の「富を為さんとすれば仁ならず」という言葉

  • 2020.05.07

 《参考文献》 論語 (1963年) (岩波文庫) 金谷 治 岩波書店 1963T 孟子〈上〉 (岩波文庫) 岩波書店 1968-02-16 孔子の教えを受け継ぐ孟子は、魯の季氏の臣下である陽虎の言葉を借りて、「富を為さんとすれば仁ならず、仁を為さんとすれば富まず」(巻第五滕文公章句上)と語っている。この文章を根拠として、仁を最高の徳と位置づける孔子は富や財産を否定したと言われることがあ […]

竹内均編『渋沢栄一「論語」の読み方』―明治豪傑の渋沢評

  • 2020.04.30

 《参考文献》 渋沢栄一論語の読み方 渋沢 栄一 三笠書房 2019-07-09 論語 (1963年) (岩波文庫) 金谷 治 岩波書店 1963T 渋沢栄一 「日本近代資本主義の父」の生涯 (幻冬舎新書) 今井 博昭 幻冬舎 2019-06-06 随分前に旧ブログで「論語が実学であることを身をもって証明した一冊-『渋沢栄一「論語」の読み方』」、「「個人的な怨讐」を超越した渋沢の精神力- […]

病気の構造を理解する~認知行動療法・対人関係療法を下地に

  • 2020.04.23

 精神疾患の治療方法の柱は「薬物療法」である。うつ病の場合は抗うつ薬、双極性障害の場合は気分安定薬、統合失調症の場合は抗精神病薬を服用する。また、精神障害に広く共通して見られる不安、不眠に対しては抗不安薬や睡眠導入剤が使われる。ただ、(私も含めてそうだが、)病歴が長くなると薬物療法だけでは症状が好転しにくくなる。薬物療法以外の治療方法としては、「認知行動療法(CBT:Cognitive […]

【ベンチャー失敗事例(7)】外部パートナーと真のパートナー関係になっていなかった【Skill】

  • 2020.03.23

 X社の研修サービスは、診断とセットになっているものが多かった。受講者は研修前に診断を受けて、自分のスキルやマインドセットのレベルを可視化する。そして、研修では自分の強みを伸ばし、弱みを克服するための方法を学習する。さらに、研修から一定期間が経過した後にもう一度診断を受診して、スキルやマインドセットのレベルがどのくらい向上したのかを確認することもあった。つまり、提供価値に占める診断のウェ […]

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